心霊スポット:八幡の藪知らず 【八幡の藪知らず】
■所在地:千葉県市川市八幡 ■取材日:2002年3月1日 ■公開日:2002年某日


■探索日:2002年3月1日(金曜)。時刻は午後9時頃。
曜日、時刻共に悪条件と言わざるをえない探索でありました。

■千葉探索の第一弾となります。
その第一弾に選ばれた心霊スポットが、この「八幡の藪知らず」です。

こう書くと、さぞかし素晴らしいスポットのように思われてしまいそうですが、実は「成り行き上、この場所に到着」といった方が正解と言えます。
仕事の関係で、この付近に訪れたので、その“ついで”と言うのが正直なトコロであります(汗)

しかし思えば、学生時代に購入した心霊系の書物で、その存在を知り、その後も様々な書物等で噂を聞き、私の中では「有名な心霊スポット」と認識しており、

「一度は訪れてみたいな…」

とは、常々思っていました。

この探索の前日に、会社の上司に

「明日は千葉に行ってもらうよ」

と、突然言われ、普段は横浜近辺を担当としている私としては、強烈に遠い千葉遠征に不機嫌となるも、次の瞬間には

(これは千葉探索のチャンスだな)

と、邪な思いが芽生え、すかさず上司に問う。

「ひょっとして、私1人で行くんです?」

すると上司は不機嫌な顔をし、

「この忙しい時に2人で仕事なんて甘いよ、1人で行って!」

キツい一発には腹が立ったが、これで仕事後は探索ができると思い、心の中では“ニンマリ”と満面の笑みの私でありました。

■これが今回の“千葉探索”の経緯ね。
で、仕事場が“船橋”であり、その近辺の「八幡の〜」に訪れたワケであります。
見事なまでの“成り行き”であります(笑)

心霊スポット:八幡の藪知らず

■というコトで到着した「八幡の藪知らず」です。
早速、手前を走る国道14号を跨る歩道橋より全体像を撮影。
おお、よく見受けられるアングルだぁ。
しかし時刻が時刻なだけに真っ黒(汗)


■到着しての第一印象はと言えば、

「おお…小さい(汗)」

ナンとも“こじんまり”とした、その藪の姿に

(これならウチの近所の山の方が迫力あるでぇ)

と、ついつい思ってしまう。
噂の中の1つによれば、この藪に入った者は出てこれないと言うが、この規模の藪であれば、私の子供でさえ

「ただいまぁ〜」

と、元気に出て来れそうな程に小さな藪であります(笑)

本来は、もっと大きな藪であったのでしょうが、駅近辺という悪条件(?)のために徐々に周囲を削られ、最終的にこの規模に落ち着いたのだと思います。

その駅周辺という条件は、探索の上でも悪条件といえます。
「人通り」「車の往来」と、どちらも非常に多く、なおかつ週末という条件が、それに拍車を掛けているのか…どちらにせよ、余りの人通りの多さに

「あ〜もう!写真を撮ったら場所を移動しよう!」

と、次の現場へ移動する事を決意するのでした(汗)

■と言う事で、今回は“1話完結”となります。
しかも撮影枚数は、今までの最低新記録を下回る8枚。
探索レポが始まって以来の、「手抜き探索」となってしまい、ナンとも胃の痛い思いであります。

■では、胃がシクシクしつつも、現地の写真を紹介して行きましょう。

巡霊者:心霊スポット取材記:千葉県:【八幡の藪知らず】現地写真

心霊スポット:八幡の藪知らず

■国道の向こう側より、「八幡の藪知らず」の正面を撮影。
鳥居の奥に祠が存在しています。

心霊スポット:八幡の藪知らず

■アングルを変えて、もう一枚。
こうして見ると、なかなか不気味に見えてきますが、実際は人通りは多いし車はバシバシで、不気味さを感じる以前に
「もう場所を変えよう」
と思うばかりであります(汗)
例によって斑点が気になるトコロですが、やはりココも車の往来が激しい場所であり、ホコリの可能性が非常に高いと思われます。

心霊スポット:八幡の藪知らず

■藪を撮影したんですがね…ウチの近所の山の方が迫力ありますね。
「探索レポ:神奈川」で紹介した「H村」の周辺などは、なかなか広大な山であり運が悪ければ迷子になる可能性は無きにしも非ずと言えます。

心霊スポット:八幡の藪知らず

■オマケで斜向かいに立っていた鳥居を載せておきましょう。
あくまでオマケですから、特に何があるワケではありませんので悪しからず。


■「藪に手をつける者に、災いが…」

と言う噂が聞かれる、典型的な“怨念の宿った土地”なのですが、周囲の賑やかさにより、その雰囲気が見事に掻き消されている、といった印象を、とても強く感じました。

また、そんな印象を受けつつも、時代の流れにより街並みが変貌していく中、その一角だけは、かつての姿をそのまま頑固に誇示し続けている事実には、やはり怖いモノを感じる気もしてきます。

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