心霊スポット:武尊神社 【武尊神社】
■所在地:群馬県みどり市東町草木 ■取材日:2004年5月13日 ■公開日:2014年10月某日


■ここに紹介する「武尊(ほたか)神社」に訪れたのは2004年の頃。
その当時は、まだ路地裏で紹介もしていなかった、どちらかと言えば新し目の心霊スポットとである。とは言っても、訪れた日から10年以上経過した訳であり、それを新しいと解釈するかは微妙なのだが、私の様に40を超えた人にとっての10年前は、実はつい最近に感じたりもする訳で…。

 とにかく、比較するなら私が幼少の頃から耳にしていた小坪トンネルなどと比べれば、確かに新しい心霊スポットという事なのである。

■この現場に連れて行ってくれたのも、当サイトではお馴染みといえるやっくん氏だ。氏の説明によれば、元々は心霊スポットというよりは廃墟的な趣が多いとの事。しかしながら、某有名な恐怖系DVDに投稿された恐怖動画が撮影された現場というのが口コミで広がり、今や心霊スポットとしても認識され始めているそうだ。

 もっとも、この説明も当然ながら10年前のものである。現在では、ここに紹介する写真以上に寂れ廃墟化し、更には入口が封鎖され基本的に立ち入る事が不可能であるとの事だ。なので、このページを見て「よし行こう!」などとは考えず、10年前の雰囲気を感じるに留めて欲しいし、それでもなお出向くのならば、その際のリスクや責任において、その一切を当サイトは負わない事をご了承頂きたい。

 さて、そんな口煩い小言はその辺までにしておき、本題へと移らせて頂こう。
 当地は山の中腹に建てられていた様に記憶している。自動車で坂道を上り、その先に忽然と現れた…という印象が残っている。その辺の雰囲気は、後に観た某恐怖系DVDにもよく表れているので、そのDVDを観た事のある方ならば分って頂けるだろう。また、観た事のない人も、その“某”と当サイトで呼んでいるDVDのタイトルもネット検索ですぐに分かると思うし、あまり大きな声では言えないのだが2014年10月現在、YouTubeでも観る事が可能だ。DVDをレンタルするなりで確認するのを推奨するのだが、ここに「廢棄神社」という検索ワードを記載しておこう。

 なお現地の当時の雰囲気も、ここの写真に見られると大差はない。

「管理されていない割には荒れてないなぁ…」

といったのが、この武尊神社における第一印象の正直なところである。廃墟的な印象は現在に比べれば「まだまだ」といった感じであり、社殿の内部へ潜入するのも不可能であったと記憶している。

 ただ、この神社は社殿が一段高くなっているのだが、その段が大よそ3m程と高い。その様は、まるで城にも思える程で…というのも大袈裟なのだが、それでもつい

「まるでお城だね」

なんて思ってしまったのは事実である。

心霊スポット:武尊神社

■武尊神社を正面から撮影。
何とも要塞を感じさせるかの様な重々しい雰囲気だ。
撮影当時の境内は、この写真を見る限りはそう古く感じないのだが…


■その社殿を目の前にし、ごく普通に写真に収める作業をするのだが、その社殿を前に左手の柱の脇に、某DVDでは奇妙(滑稽?)な“何か”が写り込んでいた訳である。その事実を当時に知っていたのなら、この取材の楽しさも一入であったのだろう。しかし、当時はその動画を観てはおらず、何事もなくスルーしていたのが、様々な意味で非常に残念だ。

 しかしながら、無念を唱えたところで過去を変える事は出来ない。当サイトでは「何事もなくスルーしてしまった場所であった」と伝えるに留めておく他ない…。

 また、社殿の周囲に目を向けると、例えば七輪が角に置かれ、その横にお焚きあげし損ねたかの様なお札らしき物があり、それが何とも不気味に感じた。いや、実際は大した物でもないのかもしれないのだろうが…その辺は確固たる意味あってではなく、あくまで感覚的なものだ。ぶっちゃけて表記すれば

「なんとなく不気味」

といった感じでしかない。なのでここは軽視すべき部分なのは間違いないのだが…実はそうした“不意に感じた感覚”というのが、心霊といった題材を扱うには重要になってくるのだと思う。他方で、感じ思ったところで「だから霊がいるんだ!」と言い切る事が決して出来ないのが、この題材を扱う上で実に歯痒い部分なのである。

 結局のところ、感じたモノをそのまま書き、後は読む側に解釈を委ねる他ないのだが、その不気味に感じた七輪のあった場所と、某DVDに“何か”が映り込んだ個所は非常に近い位置関係にあったのは間違いない事実である…。
 社殿を背後に、その先に目を向ければ、遠くには草木湖が望めたりと景色はそれなりに良かった。その草木湖や周辺のトンネルでも霊的な噂が聞かれるので、ここを含めた各所を巡り肝試しツアーとして、夜な夜な若者を中心に親しまれているのだろうと感じた。例えるなら、私の周辺でいえば津久井湖周辺の様な感じだろうか。どこへ行っても、こうした場所はあるものなのだと改めて思えたのだった…。

巡霊者:心霊スポット取材記:群馬県【武尊神社】現地写真

心霊スポット:武尊神社

■階段を上って撮影。
あのビデオでは、左側の柱の横に「何か」が写っていたのだが、この写真にあの「何か」は写っていない。

心霊スポット:武尊神社

■この写真だけでは、ここが神社なのか説明がなければ全く分からない。
左上には電気メーターが確認出来る。要するに、この神社には電気が通っていた訳である。

心霊スポット:武尊神社

■境内の隅に、七輪とお焚きあげし損ねたのか、お札が置かれていた。
うぐ〜…あまりよろしくない雰囲気だ。

心霊スポット:武尊神社

■高い位置にある御社から下を望むと、鳥居が2つ確認できる。
この写真は古いものなので普通に鳥居が建てられているが、現在では倒壊状態という話だ。

心霊スポット:武尊神社

■その鳥居の向こう側に見えるのが草木湖だ。
また、その湖のさらに向こうには三境隧道があるはずだ。
この付近には心霊スポットが比較的近い位置に多く存在している。


■以上が、約10年前に訪れた武尊神社でのレポートとなる。
先にも書いた通り、寂れ加減は10年の月日を経ただけあり、それなりに廃墟化は進んでおり、なおかつ立入禁止の状況だ。これまた時の経過を改めて感じながら書いている訳であり、我ながら筆不精に呆れるばかりなのである。

 その辺を反省し、近年では時間を何とか工面し、地方の心霊スポットへ極力足を運ぶ様に努めているのだが、結果としてストックが溜まるの一途に焦りすら感じてしまうのである…。

 その悩みを解消するには、最終的にはサイトに公開し続ける他ない。メインの仕事に趣味で続けている某スポーツ。それにプライベートやら家族サービスやらを含めると、時間は非常に限られるのだが…もはややるしかない。

 兎にも角にも、これで2004年に訪れた心霊スポットは全て路地裏にて公開し終えた訳である。10年かけてようやくといった感じなのだが、それでもまだまだ路地裏は継続の方向だ。2005年分のレポートを作成しつつ、目指すは20周年といったところだろうか?

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